和顔施(わがんせ)
仏教の言葉で、穏やかな暖かい表情で接することが
相手への奉仕となることを意味しているのだそうです。
顔の表情というのは思いのほか雄弁で、心の状態がよく
表れてしまうものです。
しかめっ面をしている人には近づきたくはありません。
やっぱり笑顔で楽しそうにしている人と一緒にいたい
と思うでしょう。
難しい仕事をしていたり、忙しかったりすると、つい
顔の表情が硬くなってしまいがちです。
自分の大変さをわかってもらいたいという弱さが働く
せいでしょうか。
それが逆に摩擦を生み、協力者を減らし、今以上に大変に
なるという悪循環を生み出しているのかも知れません。
そういうことなら、無理してでも笑顔を作ってみる
価値アリです。
最初は妙に不自然でぎこちないかもしれませんが、
それもまたよしじゃないですか。
始めなければ何も変わりません。
笑顔でいきましょう!
参考資料 倫理法人会「職場の教養」2005.10月号