手首から大量出血、あわや!?

思い出しました。大変なことがあったんです。

またまた小学生のころの話ですが、私の両親は共働きだったので
私は鍵っ子でした。

学校が終わって家に帰っても、誰もいないので自分で鍵を空けて
家に入っていました。

たまに鍵を忘れてしまった時は、居間の戸をガタガタと揺すると
鍵が外れるので、そうやって入っていました。
(家が上等でないことを暴露して恥ずかしい限りです;;;)

しかし、またそれが悲劇を生むのです。



その日は学校が午前中で終り、いつもの通学路を歩いて帰っていました。
途中トイレに行きたくなり、これはやばいと思いながらちょっと小走りで
急いで帰りました。

家についてちょっとホッとして、さあ玄関の鍵をあけてトイレに直行と
思ったら、なんと鍵がないじゃありませんか!

いや待て待て、居間の戸をあけて入ればいいじゃない
と思い直して戸をガタガタと揺すり始めました。

しかし、こんな時に限ってすぐ開かないんです。
トイレに行きたい、早く開いてくれと焦れば焦るほど戸は開きません。

ああもうと思って力を入れた瞬間、

バリーン、ガシャガシャガッシャ〜ン!!!!!

なんと戸のガラスが割れ、頭の上に降りかかってきたのです。
気がつくと手首から大量の血が噴き出しています。

ああ、どうしよう
そうだトイレに行かなくちゃ!

流れ出す血に不安になりながらも、トイレの欲求には勝てず
そのままトイレに直行しました。

なんとか無事間に合って一息つくと、今度は不安との戦いです。

私の左手首から流れる血はティッシュでおさえてもおさえても
あふれ出してきます。

もうティッシュじゃ間に合わないと、トイレットペーパーで
ぐるぐる巻きにして、必死で抑えていました。

もう死んじゃうのかな?

なんて途方にくれていると
そこへわが母が帰ってきました。

私:どうしよう血が止まらないんだよ〜

母:どれどれ見せてごらん

ぱらぱらとトイレットペーパーをほどいてみると

あれ?
血が止まってる・・・・


今日はこの辺で。
では、また。