工数に未来はあるか?

ソフト開発における見積りは工数×単価で算出することが多いのだが、ほんとにこれでいいのかと思う。例えば1年間の実働日数が200日で、単価5万円だとしたら、この人が稼げる最大金額は1000万。だけど、想定外の対応があったり、オーダーのつなぎがうまくいかない谷間の日々があると、稼ぎはどんどん減っていく。でも、必要経費は変わらない。しかも昇給だ、賞与だってあるから出て行くお金は年々増える一方。かといって単価を上げられるかというと、相場ってものがあるからそうそう上げられるもんじゃない。給料の安い若手ばかりのうちはいいけど、年々厳しくなって、そのうち見事な赤字体質の出来上がりというわけ。これじゃ、やっぱりいけないでしょう。

そこでどうするかだが、今はまだ妙案が浮かばないので、また次回考えたい。