「へんな会社」のつくり方
- 作者: 近藤淳也
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/02/13
- メディア: 単行本
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印象的だったのは、「発信側は情報を出すべきかどうかを判断しない。受信側が読むかどうかを決める。」というところ。
会社で上司に力があるのは、権限をもっていることと、平社員との情報格差だと思う。部下が納得できない判断を上司がしたとしても、お前は知らないだろうけど複雑な事情があるんだよと言われれば、平社員は引き下がるしかない。ここで上司は威厳を保てるわけだ。大方、そういう構造になっている会社が多いのではないだろうか。これを取り払ってしまうこと自体、はてなは多くの会社とは価値観の体系が全然違う。
プログラマーが一番の花形という価値観がなせる業か。