携帯電話のマナー

公共の場で携帯電話の利用はいけませんよというのは、今や世の常識。のはずだが、そんなことは全くお構いなしという場面に出くわしたので、ちょっと書いておこうと思う。

まずは、空港へ向かうバスの中。主人公は関西系の企業人らしきおばさん。突如、バスの走行音にも負けない音量の呼び出し音が鳴り響く。バッグの中から携帯電話を取り出すと、さらに音量は大きくなるのだが、あわてる様子は全くなく、ゆっくりと体勢を整えてから電話に出る。今、バスの中なので後から掛け直しますと言うのかと思いきや、大きな声で通常の会話モードに。10分ほど話をしたところで、ようやく電話が終了。おばさんは何事もなかったかのように平然としている。隣に座っていた連れの人も平然。どうやら、バスの中で携帯電話で話すということがマナー違反だとは全く頭にないようだ。

次の場面は、カプセルホテル。40〜50代男性。カプセルベッドがある部屋の仕切りは、薄っぺらいカーテンが1枚きり。利用したことがない人も、寝台車をイメージしてもらえれば想像がつくと思う。さすがに料金が安いだけある。そんなところだからこそ、利用者の協力で成り立っているところがある。ベッドはあくまでも寝る為だけのスペース。話しをするなら休憩所が別にあるし、食堂もある、大浴場もある。それなのに、そのおじさんはカプセルベッドの中で携帯電話を使って話をする。そこら中に響く。寝ようとする人に、電話での会話はとても耳障り。眠れない。大根の調理方法がどうのこうのと、緊急で重要な用件でもないようだ。おいおい、やめてくれよ。。。20分ほどしたころ「うるせぇな」の声が他の宿泊客からかかり、ようやく通話終了。

最後におまけ。

飛行機の帰りの便。到着地の天候が悪く、揺れがひどい。着陸態勢に入るも、状況が悪く一旦上昇する。機内に緊張が走る中、隣の席からブルブルと振動音が聞こえる。ふと見ると、オバサンがあわてて携帯を探してる。ポケットから取り出し、画面を確認して電源を切る。おいおい、電源切ってなかったのかよ。。。ダメだこりゃ