次のマックOS

アップルコンピュータの次のOS「Mac OS X 10.5(開発名:Leopardレパード)のプレゼンテーションを見た。やはりマックは魅力的で、これで仕事ができたらどんなに楽しくなるだろうかと思わせる。

すごかったのは、タイムマシーンという機能。自動バックアップ機能のことで、誤って削除してしまったファイルも過去にさかのぼって取り出せるというもの。ネーミングもマックらしくていいのだが、それ以上にユーザーインターフェースが素晴らしい。

宇宙空間に浮かぶブラックホールに向かって、たくさんのウィンドウが並んでいる。1日1ウィンドウの時系列になっており、この時間軸をさかのぼって目的のファイルを探していく。なんとも遊び心のある直感的なデザインで、見ていてとても楽しい。

パソコンはずいぶん身近な存在になってきたが、まだまだわかりにくい独特の世界だと言われることが多い。マックのように、これからはもっと魅せる工夫に力を入れて、よりわかりやすい道具として進化してほしいと思う。

今回のプレゼンで笑ったのが、アップルのプレゼンターがマイクロソフトを皮肉る場面。昔からMSはマックの真似をしてきたが、その文化はいまだに健在。もうすぐ発売予定のビスタに、たくさんの真似機能が搭載されている。誰が見てもそれはパクリだろうというのが一目瞭然、後ろめたさとかはないのかねぇ…