長崎さるく博'06

4月1日から開催されている「長崎さるく博'06」。イベント会場やテーマパークがあるわけでもなく、長崎の名所旧跡を歩いて見てまわるという、日本ではじめてのまち歩き博覧会。長崎に住んでいながら、せっかくの名所旧跡を見たことがない。いや、地元だからこそ、見る機会がないのか?まぁ、とにかく見たことがないのだからと、この機会に歩いてみた。

長崎特有の長い坂と階段をのぼり、目指すは坂本竜馬亀山社中。行き交う観光客に紛れてみれば、自分たちもなんだかすっかり観光気分。人手の多いGW、わざわざ遠くへ行かずとも、こんな身近で旅行気分が味わえます。

初めに辿り着いたのは「竜馬のぶーつ像」。これがとにかくデカイ!ブーツに足を通して、舵輪に手をかければ、すっかり竜馬気分。高台から見下ろす長崎の町並みを見れば、天下統一なんて竜馬みたいに大きなことを考えてみたくなる。

次に着いたのは「亀山社中」。残念ながら閉館中だったが、別のところに資料館が設けられていて、竜馬や近藤勇など幕末に活躍した志士の写真が展示されていた。たいていはゴッツイ顔してるんだけど、土方歳三だけは今風の端整な顔立ちをしている。

ここを訪れた有名人の色紙がいくつも飾られていたのだが、その中に孫正義氏の名前があった。孫氏は、竜馬を尊敬していると何かで読んだことがある。あれだけの大きな事業を率いているリーダーだから、竜馬に共感する部分が多いのだろう。

最後に着いたのが「坂本竜馬像」。威風堂々といった感じ。30歳そこそこで生涯を閉じたにもかかわらず、後世にもこれだけの影響力を与えているその生き方を、少しは見習わないといけませんな。

道中、撮った写真はこちら。