まりもの思い出

こんばんは。yoshi です。

ふと昔のことを思い出してみる気になったので
思いつくままに書いてみます。

あれは私がまだ小学生の3、4年生の頃だったと思います。

ある日、父親がおみやげだと言ってちいさなビンに入った
まりも を私にくれました。

ビンの中には水が張ってあって、緑色をした玉がひとつ
入っていました。

飼い方の説明書がついていて、きれいな水の中でしか
生きられないと書いてあったように記憶しています。

別に動くわけでも鳴くわけでもなく、ただじーっとしている
だけなんですが、当時の私は何やらそれを気に入ったようで
とても大事にしておりました。

しかし、悲劇 は突然やってきたのです。

天気の良い午後、2階の窓辺でまどろんでいた私は
まりもに光合成をさせてやろうと、窓のサンのところに
まりもの入ったビンを置いて、のんきに眺めておりました。

ところがそんな幸せな時間も束の間。。。
あっ!!と思った瞬間、わが家の猫がそのビンを倒してしまい
まりもは哀れにも屋根の上を 転げ落ちていくではありませんか!!

あ〜〜あ〜〜あ〜〜
スローモーションのように映る風景。。。

何が起きたのかを理解するまでにしばらく時間が必要でしたが
はっと我にかえり、急いで階段を駆け降り、まりものもとへ
一目散に駆け寄りました。

丁寧にひろいあげ、ビンに水道の水を注ぎ込み、なんとか
まりもを救おうとしましたが、デリケートなまりもくんは
もう帰らぬ人となってしまっていました。。。。

まりもを失って悲しいはずなのに、あまりの予想外の出来事に
ただただあっけにとられて呆然としていたことを覚えています。

今夜の思い出話はこれまで。
では、また。