イリヤさん

先日、トレーニングジムで久し振りにイリヤさんと会った。しばらく顔を見せなかったのは、国へ帰っていたからとのこと。国はどこかと尋ねてみると、ベラルーシとのこと。ロシアの隣だそうだ。「日本は寒いです」というので、「ロシアの隣ならベラルーシの方が寒いんじゃない?」と聞いてみると、マイナス15度あたりが普通だそうだ。特に今年は寒かったらしく、最低気温がマイナス35度という日があったそうだ。どのくらい寒いのか想像もできないが、イリヤさんの話によると、ガソリンが凍るほどのものらしい。

そんな世界から比べれば、日本の寒さなんて可愛いもんじゃないと思うのだが、どうもそうでもないらしい。ベラルーシは極寒な分、防寒設備が万全で、建物に入ってしまえば、すごく暖かい。日本だと、壁は薄いし、どこでも暖房完備というわけでもないので、寒いと感じることが多いのだそうだ。そう言われると、大学の教室なんかは、確かに寒い。(イリヤさんは大学生なのだ)

長崎は遊ぶところがないと嘆いていた。思案橋に行っても、スナックばかりで、高いし、ちっともおもしろくない。ベラルーシにはクラブがたくさんあって、価格も1000円くらいで入れるんだ。と話してた。長崎ライフはあんまりエンジョイできていないイリヤさんでした。

イリヤさんと話すのは、いろいろと発見があって楽しい。また今度、文化の違いなどの話をじっくり聞いてみようと思う。そういえば、納豆が平気だと言ってたなぁ。イリヤさんは案外日本向きなのかも。今度、うちに招待してみようかな。